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昔の人から学ぶ食育シリーズ        

更新日:2020年7月7日

【Lesson.1】 早ね早起き朝ごはん〜おにぎりとみそ汁パワー


■毎日、何を何の為に食べるのか!?


私達の身体は、皮膚も髪の毛も血液も胃も心臓も全て! 

毎日私達が、何気に食べている物で日々作り替えられています


あなたは、何の為に食べるのか!?真剣に考えた事がありますか?

ただお腹が空くから?自分へのご褒美?ストレス発散?


何をどのように食べるのか!?で、私達の身体が良くも悪くもなる!

毎日の食事を、健康に生きる為!と考えると、おのずと食べる物への意識が変わって来るのではないでしょうか


あなたは、昨日の夜何を食べましたか?

今日の朝は、何を食べましたか?

思い出して見てください


夜ご飯に、ハンバーグ コロッケ カレーライス スパゲッティー サラダ・・・

朝ご飯に、パン ヨーグルト バナナ 牛乳 野菜ジュース・・・


と言う方、けっこう多いのではないでしょうか?


上にあげた食事は実は全て、昔からある日本の食事ではないことに気づいてますか?


日本人の食の欧米化は年々進み、簡単!手っ取り早く!時短!ばかりの食事が増えてしまい、

”食事の重要さ”がますます見失われていっていると日々感じています


その一方、私達日本人の和食は、今世界中で”健康食”として注目されているのです


昔の人達の知恵で作り出され、伝統的に受け継がれてきた日本食を!

毎日身体に取り入れていく事が、私達日本人が健やかに生きていける道につながっている!!

と私は思っています


ここでは、日々の身体の状態、身体の声を聞きながら、1日を過ごす!食事を選ぶ!という

習慣を是非とも身につけていただきたいです


■早寝・早起き・朝ごはん は基本!!


朝ごはんのポイントは、やっぱり! 『早寝・早起き・朝ごはん』 ですねー!


 ① 早く寝る (寝る子は育つ!)

    ↓

 ② 早く起きる (早起きは3文の徳!)

    ↓

 ③ 栄養バランスのとれた朝ごはん!


これに限ります!!


①早く寝る!

あなたは、いつも何時に寝ますか?

私は、だいたい子供と一緒に9時10時にはお布団に入ります


睡眠には、心身を休息させる目的と、脳と体(お肌も)の機能を整えたり発達させる目的があります


私達は寝ている間に、心身の休息をしながら、消化機能を整え、1日の記憶の整理をし、

成長ホルモンを分泌し、全身の細胞を生まれ変わらせながら、免疫力を高め、身体中の機能を整える・・・といった事を毎日知らず知らずのうちに行っているのです


よく寝る子は、身長の伸びも良く、記憶力の良い!心も安定している!と言われています


寝る時間が遅いと、昼間も頭がボーとして頭の回転が遅かったり、自律神経が乱れたり、お肌の調子が悪い!便秘気味!血行不良!体調不良!代謝不良!あげれば、キリがありません


ただ早く寝れば良い!と言う訳でもありません

寝る前の行動・空間環境・寝る姿勢・寝る前の心の状態等もすごく重要なポイントになってきます

就寝前には、なるべく照明を暗めにして、テレビやスマフォなどは見ないようにしましょう!


まずはゴールデンタイムの夜10時〜2時の間に睡眠に入っている!

これがすごく成長期の子供達にも、美容にも健康にも、フルストレスの人にも大切だということです


②早く起きる!

昔からのことわざに 「早起きは3文の徳」 とあるように、早寝早起きをする事は昔からすごく大切だと言われてました


本来人類は、朝日が登ると共に起き、陽が沈むと共に寝る!のが自然な生活リズムだと思います

季節や地域によって日の出時間は多少異なりますが、

寝室を東側に窓がある部屋にして、お日様が登ってキラキラ日差しを感じて自然と目が覚めるといった素敵な目覚めで毎日をスタートする習慣をつける!というのも、とても大切だと思います


朝の光で体内リズムが整う

人間の体内リズムは、24時間ではなく25時間程度で動いている!と言われます

その為朝の光を浴びてリズムを整えないと、生活リズムはどんどん後ろにずれてしまい、時差ボケ状態になります。

そうすると、疲れやすくなったり、食欲や集中力が低下して、日中ぼーっとしてしまいます。

その2 「セロトニン」パワーをもらえる

朝の光を浴びて、体を動かすことで分泌される「セロトニン」。

心に安定感や満足感をもたらし、ポジティブな思考回路を作ります。

その3 寝ているときにたくさん出る「成長ホルモン」

成長ホルモンは骨・筋肉の成長を促します。たくさんのホルモンが出るように、早く寝ましょう。

軽い運動、読書、勉強、掃除、朝ごはんをゆっくり食べる

③栄養バランスのとれた朝ごはん

元気のスイッチ!!朝ごはん

夕食でとったエネルギーは寝ている間に使われてしまい、朝には残っていません。

朝ごはんを食べることで、脳の活動に必要なエネルギーが補給でき、午前中にうまく体温を上げることができます。

体温が上がらないことで、物事に集中できない、イライラする、だるくなるなどの心身の不調が起こることもあります。

体と心にスイッチを入れるためにも、朝ごはんを食べましょう。

バランスよく食べよう

元気な体を作る  肉・魚・卵・大豆製品など

元気に遊ぶエネルギー ごはん・めん・パン・シリアルなど

体の調子を整える 野菜・果物など


■さいごに

アフターコロナで学力の取り戻し、まずは朝ごはん習慣からはじめませんか?

子どもの学力低下を防ぐ方法として有効なのは朝のリズムを整えることと朝食の習慣であることに着目


突然のコロナ休校が長く続き、今月に入り学校が再開したもののまだリズムを取り戻せていない子ども達が沢山いるのではないでしょうか。今回の突然のお休みに限らず、学校の長期休暇前後はリズムが崩れやすくなる時期です。子どもの生活リズムが崩れると、「学力低下」を引き起こすことをご存知でしょうか?

それを表すのが以下の流れです。


子どものリズムの崩れ(朝の光を浴びないと心のバランスを整えるセロトニンというホルモンが分泌されない)

朝ごはんが食べられない子ども(脳のエネルギーであるブドウ糖の不足)

集中力の低下やイライラ

学力低下


また、下記データをみると、実際に朝食を毎日食べている子と食べていない子の正答率には

算数国語共に20%近く開きが出ていることを示しています。


朝食摂取(せっしゅ)と学力調査の平均正答率との関係(小学6年生)



※「朝食を毎日食べていますか」という質問に対する回答と学力調査平均正答率との関係

文部科学省「平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査」より引用


この結果のように、子どもの学力向上を目指すためにまず必要なこととして

「早寝早起き」「朝ごはん」であることが分かります。

学習塾探しの前に家庭で出来ることから学力アップを目指していただきたいです!







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